女性は2つの人格を生きている
女性の一生は女性ホルモンと共にある!と言っても過言ではありません。
あなたは
なんだか、自分のことがよくわからない・・・
一体どの自分が本当の自分なの?!
と感じた経験がありませんか?
私も特に20代の頃は、コロコロ変化する自分のアイデンティティーに振り回され本当の自分を見失っていました。
でもある時、それが女性なんだって知ってから、とっても気持ちが楽に心が軽くなったんです。
では、なぜそれが女性なのか?!
それがまさに、女性ホルモンの影響なのです。
女性ホルモンには2種類あって、生理後から排卵日にかけて優位になるエストロゲンと、排卵後から次回の生理に向けて優位になるプロゲステロン。
この2つのホルモンが1ヶ月の間に大きなバイオリズムとなり女性の体や心に影響を与えています。
これらのホルモンはそれぞれ違った特質を持っていて、どちらが優位になるかで体や心に与える影響も変化します。
その大きな変化によって、【自分が自分でわからない】という状態になってしまうのですね。
生理前は要注意!
どちらの女性ホルモンも女性にとってはとても大切な存在。
特に、妊娠・出産という資質を持って生まれた女性にとってなくてはならないバイオリズムなんです。
しかし、時にこれら女性ホルモンは女性の生活に暗い影を落とすこともありますよね。
それが、PMS(月経前症候群)という生理前に起こる心身の不快症状です。
生理前になるとイライラしたり、急に不安になったり、落ち込みやすくなったり・・・
体もむくむし、便秘気味、眠気もひどい・・・
あなたもそんな不快症状を感じたことがありませんか?
実はこの生理前に起こる不快症状、プロゲステロンの仕業!という説がこれまでは有力でした。
しかし、このプロゲステロンが不足していてエストロゲンが優位になっている現代女性のホルモンバランスこそが不調の原因だという説もあるのをご存知でしょうか?
実は20年以上前から生化学者の間ではエストロゲン優勢・プロゲステロン不足こそが不調の原因になっていると発信し続けてきました。
実際に最近の女性は生理がきていても排卵が起きていない無排卵月経の女性も多く、無排卵の場合はプロゲステロンが分泌されません。
基礎体温を計っている女性は体温が上がらないので、排卵が起きていないことやプロゲステロンが分泌されていないということがわかるでしょう。
それなのに、生理前の不調(イライラや気分の落ち込みなど)は起きるのです。
そうなると、生理前の不調はプロゲステロンのせいだったという考えが根底から覆ることになります。
しかしここでは、どちらの考えが正解かということよりも、生理前は様々な不調が起きやすい!ということだけ覚えておいていただけたらと思います。
そして、生理前に彼氏とのケンカが増えるという女性がとっても多いです。
ケンカの勢いでそのまま別れることになり、後になって後悔・・・
そんな経験をしたこともある女性もいるかと思います。
(私は何回もあります・・・笑)
はじめにも書いたように、女性は2つの人格を生きていると言っても過言ではないほど女性ホルモンの影響を受けています。
なので、大きな決断をするときは生理前は絶対やめましょう!
イライラ衝動的になって、理性的でない時の決断は後悔を伴いやすいです。
落ち着いた頃に謝っても、余計にお前のことがわからない・・・と彼氏に愛想を尽かされかねません。
なので、生理前に大きな決断をしない!
それだけは是非心に留めておいてください♪
あらかじめ伝えておく優しさを
大きな決断というのは恋愛に限ったことではないのですが、今日は恋愛をテーマにお伝えさせていただきました。
彼氏にケンカや別れ話をふっかけて、後悔しないように。
そして、彼氏を混乱させないためにも、生理前にイライラしたり衝動的に別れたくなってしまう人は、あらかじめそのことを彼氏に伝えておくのも愛情です♡
それから、イライラだけではなくネガティブになり彼氏を試すようなことを言ってしまう人も要注意!
彼氏は試されても嬉しくないですし、信頼されてないんだな・・・と心が離れていってしまう可能性も大です。
そうならないためにも、自分が生理前になるとどんな心身の変化があるのかを誠実に伝えておきましょう。
それだけで、ぐんと彼氏との距離も縮まり愛され度もアップ間違いなしです♪
まずは自分のパターンを知ることから始めてみてくださいね^ ^
女性ホルモンを味方につけて、愛され彼女になりましょう♡
当サイトはEASE女性のクリニック丸山院長監修のもと、配信しております。