ピルは悪いわけじゃない
基本的に私は、あれダメ!これダメ!という考え方は好きじゃないし、なるべくしないようにしています。
こういう選択肢もあるんだ・・・こういう考え方もあるんだ・・・こういう捉え方もあるんだ・・・という視点の1つとして読んでいただけたら嬉しいです。
さて、今日はピルについて書こうと思うのですが、実は私もピルを服用していたことがあります。
(幸か不幸か、副作用がひどくすぐに飲むのをやめてしまいました)
当時の私は原因不明の不調に悩んでいて、体調も気持ちもとても不安定になっていたんですね。
鬱なのかも?!と思い、精神科を何件か回ってみたりもしていました。
それでもどこかで、自分が鬱なんだということを認めることができず、藁にもすがる想いで原因を探していました。
そんな中たどり着いたのが『PMS』という言葉。
読めば読むほど、これ私のことじゃん!
と腑に落ちたのを今でも覚えています。
でも、PMS自体は病気ではないし、原因不明で対症療法しかない。
その1つとしてピルというものにたどり着いたんです。
当時肌荒れにも悩んでいたので、肌もキレイになるという言葉にも惹かれました。
とはいえ、当時いろいろ知っていたら、ピルという選択はしなかったかな〜と思うんですよね。
まずは自分の体を信じることから
当時はまだまだ体や心のことも勉強中で、自分のセラピストとしての考えもハッキリしていたわけではなかったんですよね。
だから、正直何が良くて悪いかなんてわからなかったし、いろいろ試してみようという感じだったんだと思います。
でも、今の私の考えは、『体って本当によくできてるな〜!』ってことなんです。
暑ければ汗をかいて体温を下げようとするし、ウィルスが侵入すれば熱を出してウィルス退治に戦いますよね。
人間の恒常性(ホメオスタシス)ってすごいと思うんです。
体は自分で良くなることができるんです。
実際に、末期癌で余命宣告された方が完治してしまったり、外科手術が必要だと言われた子宮筋腫の患者さんが自然療法だけでみるみる筋腫が消えてしまったり、世の中には理屈では説明しきれない奇跡がたくさん起きています。
だから、まずは自分の体を信じる。
ここから全ては始まるんじゃないかなと思うのです。
恋人ではなく知人程度にね
ということで、ピルは恋人にするのではなく知人程度にしましょうね。
やはり、ピルに依存してしまうのは個人的にはオススメしません。
ピルの成分は女性ホルモンでできているので、もちろん体に害はないのですが、もともと自分の体の中で作り出せるものを外側から入れてしまうということは、自分の体を信頼してないということにも繋がります。
信頼されていない自分の体はどんどんすねて、もういいもんねー!と自分で女性ホルモンを分泌する努力をやめてしまうかもしれません。
どうせ誰かがやってくれるし・・・といった具合に。
なので、まずはピルとの距離感は知人程度にして、自分の体を整えることから始めてみませんか?
ピルという選択をする前に、自分の体や心からのサインに耳を傾けてみましょう。
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