こんにちは!
ブログにご訪問いただきありがとうございます。
女性ホルモン専門家の西村留美です。
私たちは健康が大切だと頭ではわかっていながらも、知らず知らずのうちに健康を害するような生活を送っていたりします。
また、それほど不摂生はしていなくても【特にケアもしていない】という方も多いかもしれません。
病気というのは、病院での血液検査やレントゲンなどの数値や写真で、明らかに何かの異常が現れた状態をさします。
ここまでくると何かしらの治療が必要になるかもしれません。(手術や投薬など)そして同時に生活習慣の改善が必須となります。
しかし、この【病気】として現れるまでには長い長い時間がかかっていることをあなたはご存知でしょうか?
今や日本人の2人に1人がガンにかかると言われているのでガン(病気)を例にしてお伝えしたいと思います。
ガンは1センチという大きさにならなければ発見が難しいと言われています。
1センチで発見されていわゆる早期発見という状態です。では1センチになるまでにどれくらい時間がかかると思いますか?
”例えば、女性に多い乳がんだと1つの細胞が1センチのガンになるまでは約15年かかるとされています。
しかし驚くことに、この1センチのガンが2センチになるには1年半しかかからないのです。”
(がん対策推進企業アクションより)
そう、病院で発見される大きさになるまでに約15年かかっているのに、早期発見と呼ばれるのは2センチまでと言われているので、早期発見の期間は約1年半しかないのです。
そこからはどんどん雪だるま方式に増殖を繰り返します。
私はこれを知った時に愕然としました。
実は昨年、父が腎盂ガンを患い大きな手術を経験しました。家族にとってはとても大きな試練でした。いずれは亡くなるとわかっていてもいざ自分の親となるとこんなにも動揺するのか・・・と。
結果からいうと、おかげさまで手術は成功し現在は元気に暮らしています。
しかし、思い返してみると2年ほど前に血尿が出て父は精密検査を受けていました。その時も動揺しましたが、当時の結果はガンではありませんでした。
今ならわかります。
血尿が出た2年前どころかその何年も前から父の細胞はガンに侵されていたことを。
そして、それが発見される大きさになるのを父含め私たちはただただ待っていたのです。
腎盂ガンの主な原因は喫煙と化学物質とされています。父は2年前の検査結果を受けて喫煙をやめることはしませんでした。
まさか、自分の生活習慣がガンに繋がっているだなんて夢にも思わなかったのだと思います。
昨年【ガン】と診断されようやくタバコを断つことを決断しました。
ガンは生活習慣病です。自分の生活習慣の結果がすぐに体や数値に出てくれれば対処もしやすいですが、先にも書いた通りガンが病院の検査で発見されるまでには10年以上もの年月がかかる現実。
じゃあ、どうしようもないのか?発見できる大きさになるまで待つしかないのか?!
いいえ、そうではありません。
体は一生懸命サインを出しています。
健康と病気の間にある段階→→→それが未病(不定愁訴)です。
肩こりや頭痛、目の疲れ・かすみ・乾き、腰痛、ダルサ、朝起きれない、眠れない、疲れやすい、すぐ息切れする、イライラする、落ち込みやすい、気分のムラ、食欲不振・過食、便秘・下痢、生理痛、PMS、生理不順
まだまだありますが、明らかな辛い症状から、なんとなくの症状、辛いけどなんとかなる症状まで、これらは未病であり立派な体からのサインです。
そして、この段階でしたらセルフケア(養生)で改善することができます。健康な状態に戻すことが可能です。
しかし、これらを大したことないと放置しておくとどうなるか・・・想像つきますよね(´;Д;`)
病院の役割はすでにあるものを発見し治療する場所です。
病気にならない方法を教えてくれる場所ではありません。
そして、病気になりにくい体を作るのは普段の生活習慣なんですね♪
それぞれの役割を理解し、上手に賢く活用する知識と知恵をつけなければ、未病の段階でなんとかできたものをすべて病気の段階まで見過ごすことになってしまいます。
今ある症状、自分で改善する知識と知恵を身につけませんか?
自分の体質に合ったセルフケア(養生)を身につければそれができます。
難しいことは何もないんですよ^^
どんなセルフケアも簡単なものばかり!しかし、自分の体質に合ったセルフケアではないとあまり効果がありません。
もし、自分の体質を知り、体質に合ったセルフケアを身につけ未病を健康に戻したい!
というあなたは、是非個別カウンセリングにいらしてください。
体質診断をした後にあなたの体質に合わせたセルフケアのアドバイスをさせていただきます♪
本日は少し怖いお話しになってしまいましたが、怖がらなくても大丈夫!
だって、私たちの体はこんなにも健気に病気になる前にいっぱいサインを出してくれているのだから♡
あとは、そのサインに気づいてあげて無視しないこと、それだけです^^
*今回はガンを例にしましたが、病気によっては例外も存在することを承知の上書いていますのでご容赦ください。
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