健康経営ってなに?
健康経営とは、経済産業省が企業に推奨している取組みで、社員の健康を推進する活動を経営視点で行なっていきましょうというもの。
少子高齢化による労働力不足の解消や、膨大な医療費を削減するための政策だったりするのですが、分かりやすく単純にいうと、【社員一人一人が健康で幸せだったら、生産性も上がり個人も会社もみんなハッピー♪】ということだと解釈しています。
個人的には、これまで社員の健康に重きを置かれていなかったこと自体が不思議な気もしますが、実際に私が雇用されて働いていたときは、【自分の健康状態がどうか】よりも、会社のあり方に合わせるのが普通だったし、他の人が平均的にできていることは自分もできなければいけないなんていう風潮もあるので、むしろ【健康管理も仕事のうち】で片付けられることも多かった記憶があります。
上司や先輩が風邪すら引いたことがない強靭な肉体を持っている人だと尚更・・・ね(笑)
もちろん、最低限のルールがないと統制をとっていくことができないし、個人に重点をおいてしまうと性格的なものでその制度に甘えて【サボる人】も出てくるかもしれませんが、日本人の真面目な性質上さほど心配する必要はないと思うし、不思議なもので大切にされればされるほど、よーし頑張るぞ!となるのが人間心理な気もしています。
ということで、前置きが長くなりましたが、私個人としては健康経営には大賛成で、もっともっと多くの企業が実践してくれることを願っています。
その中でも私が推奨したいのは女性の健康への取組み
とはいえ、ぶっちゃけてしまうと健康経営という言葉を知ったのは今年に入ってからなんです。
ことの発端は、これまで15,000人以上の女性のお悩みと向き合ってきて感じたこんな思いでした。
私自身は現在独立して自由に仕事をさせてもらえているので、ありがたいことに自分の体や心の健康を最優先したスケジューリングができているんですね。
例えば、基本的には生理中は仕事はしますが自宅でできる作業のみにして、人とのアポや打合せは入れないようにしたり。
生理のリズムに合わせて予定をコントロールしています。
そしたら、体調はすこぶるいんですよ♪
自分の体や心の声を聞いて、1日をデザインできるということは女性にとっては大切なことだと感じています。
しかし、この話しをお客様にしても返ってくる言葉は「会社勤めなので・・・」という言葉。
うんうん、そりゃそうだ!
言いながら私もわかっている。
そんな思いのやり取りを何回も繰り返して、どうしたらいいものかなんて考えているときに、自分の身の程を知らない私は単純な発想で【社会を変えればいいのか!】と思ったわけです。
個人が管理できないシステムなら、個人を束ねている企業の体質改善をしていくしかないと思ったんですね。
そして、私は女性ホルモン専門家で女性の健康、女性の生き方をテーマに活動しているので、企業にも女性の健康を推進する提案をしていこうと考えました。
その後、色々とリサーチを重ねたら割とすぐに健康経営という言葉に出会い、さらに2018年は特に女性の健康への取組みを今後の課題として経済産業省も掲げていたのです。
なんというタイミング!!!
我ながら、直観が優れているなと自分を褒めました(笑)
挑戦は始まったばかり!
直観は優れていますが、世の中そんなに甘くはありません。
私個人が企業に入っていくには、多くの障害や壁が立ちはだかります。
まぁ、その辺の障害は想定内!
そんなんで諦めるなら最初から挑戦していないし、その辺のガッツは自分を信頼しています。
これまで自分1人でもなんとかできたこと、できなかったこと、これからも1人でできそうなこと、到底1人ではできなさそうなこと、あらゆることを整理して分類して、ようやくスタート地点へ。
私がまず始めたことは、健康経営についての勉強はもちろんのこと、心から信頼できて、その方の活動に自分も賛同することができる医師との繋がり。
そして、その人の元で健康経営に限らず女性の体や健康についてバランスよく学ばせてもらうということでした。
お客様にする提案は一貫性のあるシンプルなものだとしても、自分の中にある知識や知恵は無限大。
そんな状態が理想です。
なので、これまで勉強してきた東洋医学や自然療法の知識だけではなく、きちんと西洋医学のあり方も学ぶ。
バランスのいい専門家であることが私の目標です。
そして私は、産婦人科医でありながら女性のトータルライフサポートをされている対馬ルリ子先生の元での学びを決めました。
まだ数回しかお会いしていませんが、本当に素敵な先生です。
今はたくさんたくさん吸収して、来年大きくジャンプするためにうんとしゃがんで蓄えています。
女性が幸せなら世界も幸せに
これは私の持論なのですが、女性が健康で幸せで毎日ごきげんに笑って過ごしていたら、周りにいる男性や子どももハッピーだと思うんです。
女性の幸せは世界の幸せに繋がるということを信じて疑いません。
女性ホルモン専門家としての私の日々の行動指針はいつもこれです。
どうしたら女性がもっと健康に幸せになるのか?
この探究が人生のテーマ♪
そしてその先の結果として、【世界平和】という大きなミッションを達成したいと思っています。
ということで、今日は思いメインになりましたが、次回は実際健康経営のために、女性の健康と幸せのために何ができるかを日頃考えていること、新たに考えなければいけないこと、そして今の自分にできることなどを交えお伝えしたいと思います。
読んでくださりありがとうございました( ´∀`)
女性ホルモン専門家
西村留美