あなたはオス化していませんか?
“女性らしさ”とは一体何を指して言うのでしょうか?
女性らしい美貌でしょうか?
はたまた女性らしい気配り、心配りができることでしょうか?
女性らしい声、話し方?
立ち居振る舞い?
これらどれも大切ですよね。
しかし、私が思う女性らしさはこれらとは少し違います。
上記の要素も重々大切だと承知の上ではありますが、私が思う女性らしさとは【女性の資質を理解し、自分の身体を大切に、いかにリズムに乗って生きているか】
ということです。
どれだけ外見が美しくても、エステや美容にお金や時間をかけていても、自分の身体をないがしろにしている人は決して女性らしいとは思えないのです。
あなたは女性と男性の違いとは、外見の違い、性別の違いだけだと勘違いしていないでしょうか?
私は男性と対等に同じ土俵でやっている!
または、そうありたいと思っている人は、すでに女性ではなくオス化しているかもしれません( ; ; )
男性の資質、女性の資質、それぞれの強み
私が、お客様や生徒様にいつも口を酸っぱくして伝え続けていること。
それは【男性と女性はそもそもが違う】ということです。
男性は女性に比べホルモンの影響をほとんど受けません。
なので、身体も心も安定しているのが特徴です。
男性はこの安定感こそが強み!
男性に男性らしくあってもらうためには、女性が女性らしくあることが必須なのです。
狩猟時代、男性は狩りに出て、家で待つ家族のために晩ご飯を持ち帰ります。
日々戦い続ける必要のある男性にとって、体と心が安定していることは必要不可欠の資質でした。
一方女性はというと・・・
家で男性の帰りを待ち、洗濯や掃除などを済ませ、子を育て、ご近所と繋がりコミュニケーションし、協力・調和し、助け合い生きて行く資質をもっています。
コミュニティーの中で生きるのが得意なのが女性です。
命を生み出す役割も持っているので、守るという資質もあります。
そして、柔軟性があり適応能力が高いのも特徴です。
現代でも、何か予期せぬことが起きた時に、どん!と肝が座ってるのは女性だったりしますよね。
女性は柔軟性、適応能力が高いため、【何とかなる!】と思うし【何とかする】能力も高いのです。
その柔軟性は、身体の揺らぎからきています。
女性の身体には毎月の生理があり、2つの女性ホルモンが交互に影響力を持ちます。
そのため、1ヶ月の中で身体も心も揺らぐのです。
この揺らぎこそが女性の柔軟性の証。
考えがコロコロ変わったり、やりたいことがどんどん変化していくのも、決して一貫性がないわけではなく女性ならではの揺らぎの特徴とも言えます。
男性と女性はこのように、それぞれの資質を生かしあい初めて絶大なパワーを発揮します。
もしあなたが、男性的な役割を【自分で出来てしまっている】としたら、あなたがオス化するだけではなく、男性から男性ならではの資質や役割を奪ってしまっているかもしれません。
それで、最近の男性は草食で・・・
と言われても、その原因はあなたの中にあるかもしれませんよ。
やりたいことを諦める必要はありません!
じゃあ、昔のように女性は家庭に入り、子育てしていればいいのか?!
それが女性らしいということなのか?!
という声が聞こえてきそうですね・・・。
決してそういうことではありません。
矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、本当にそうではないのです。
実際、私もこうして大好きな仕事をやらせてもらっています。
じゃあ、どういうことか?
それは、【男性と同じ土俵に上がるのはやめましょう】ということ。
そもそも戦う相手ではありません。
そして、戦わなくても女性は自分の幸せも成功も手にすることができます。
自分が女性らしくあることで、男性に男性としての資質を大いに発揮してもらうのです。
女性が女性らしくあることで、男性は男性として目覚めます。
では具体的にどうするか?
自分の身体と心の声に素直になってください。
毎月の生理を大切にし、注意を払ってください。
辛い時は無理をしないでください。
PMSでイライラする時は、そういう時期なんだと割り切ってください。
自分は女性なんだと認めてください。
揺らぎを楽しんでください。
身体と心の変化を楽しんでください。
男性に頼ってください。
弱さを受け入れてください。
たったこれだけです。
難しいと思いましたか?
そんなことはありません。
それが本来のあなたなのですから。
そして、女性の魅力なのですから。
男性の草食化を嘆く前に、あなたが女性になりましょう。
何度も言いますが、それは外見を磨くことだけではありませんよ♪
そして、女性が自分を大切にすればするほど、男性からも愛される存在になりますからね。
騙されたと思って、試してみてください。
女性ホルモン専門家
西村留美
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